今回はダウンロード数10,000を超える大人気の「blue_pencil-XL」シリーズより「blue_pencil-XL LCM, Lightning」のレビューをお届けします。このチェックポイントモデルは、プロはもちろん、初心者やカジュアルユーザまで広く対応しているのが特徴です。使いやすさや機能性についてみていきましょう。
対象読者:AIアートや画像生成に興味がある方、Stable Diffusionの利用を検討している方。
モデルの種類と情報
Base Model | Stable Diffusion XL Lightning |
Checkpoint | blue_pencil-XL LCM, Lightning v5.0.0-lightning |
Creator | blue_pen5805 |
License | CreativeML Open RAIL++-M |
ドキュメント抜粋 | 解説は特になし |
生成記録2024-12-31 無作為な英単語の組み合わせで生成
まずは、お決まりの、モノの名前や状態を表す英単語を無作為に2個づつピックアップして(例えば、smile and thigh gapのような)プロンプトを作成。
Civitaiのギャラリーよりメタ情報を確認すると、Sampling methodはEuler a で、Sampling stepsは15を使っている画像が多かったので、それを見習って生成開始!
Sampling stepsを4や6で動かすと画像にノイズが入ったりするので超特急で大量生成することはできませんが、それでも、steps40とか50をするよりも早いので生成結果を眺めながらじっくり待つことに。
300枚ほど生成した結果、アニメ調の画像が沢山生成されました。
これはもしや、当ブログのタイトルにもなっている私の永遠のファンタジーであるアレ、つまり求めているものが大量に生産できるかもしれない! ここから先は、スタイルと衣装にディテールを合わせてプロンプトを少しづつ変更して、むふふなお試しをする価値ありそうです。
さて、このチェックポイントモデルは誰でも知識なしで始められること、そして、自分なりのユースケースを設計してゆくのがおすすめです。Lighteningという名前が示すように、このモデルもまた通常のチェックポイントモデルよりも高速で生成でき、精細な画像も短時間で作り出すことができました。
アニメ調の画像が生成したい方は、このモデルを取り入れてみるのはいかがでしょうか?