「JPYC」は、日本円に連動した暗号通貨(仮想通貨)です。日本円の3,000円分を、「ポリゴン・チェーン」の「JPYC」として購入したあとで、「JPYC」を「POL」へ変換する手順を、初心者にもわかりやすく説明しますね!
この手順を進めることで、「ポリゴン・チェーン」で「POL」を使えるようになります。ゲームやNFT画像の購入など、さまざまなサービスで利用することができますよ!
*このページでは、「イーサリアム・チェーン」や「ポリゴン・チェーン」を、単に「イーサリアム」や「ポリゴン」と書きます。
*このページでは、「ETH」「MATIC」「POL」「JPYC」などのトークンを、暗号通貨(仮想通貨)の単位とする場合があります。
*この記事は 2025/1/1に作成します。各サービスがバージョンアップされて本記事そのものが古くなる場合がございます。あらかじめご了くださいますようお願いします。
事前に準備するもの
「JPYC」を購入してMetaMaskに反映させるには、以下のものが必要です。事前に準備しておきましょう!
- MetaMask(メタマスク)ウォレット
- まだMetaMaskをインストールしていない方は、こちらのマニュアルを参考にセットアップしましょう!
- MetaMaskに「Polygon Mainnet」が追加されていることを確認してください。
- JPYCを購入するための現実世界の日本円(銀行口座に3,000円)
- 1円で1JPYCを購入することができます。ただし最低購入金額は3,000円からです。「JPYC」は銀行振込を使って購入できます。「楽天銀行」のように振込手数料が一部無料の口座を持っていると便利ですね!
- JPYC公式サイトで使うメールアドレス
- 「JPYC」を購入するには、JPYCの公式サイトで使用するメールアドレスが必要です。
- キャリアメールをご利用の方はJPYC公式サイトからのメールが届かない場合がありますので、 あらかじめメール受信設定にて「@jcam.co.jp」および「@jpyc.co.jp」を受信可能に設定しておくと良いでしょう。
- あるいは独自ドメインメールなどがあれば使い分けができて便利ですね。
- スマホとご本人確認書類
- 本人確認の申請作業(顔写真を撮影するなど)はスマホで行います。
- 「JPYC」を購入する際に求められる本人確認書類(次のいれずれか)を準備しておきます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
- 日本語パスポート
- 運転経歴証明書
JPYCトークンをMetaMaskウォレットに表示する
実際の購入については次のセクションから記載しますが、まずは「JPYC」をMetaMaskウォレットに表示する手順を説明します。
2-1. MetaMaskでPolygon Mainnetを追加する
MetaMaskに「Polygon Mainnet」が追加されていない場合は、こちらのマニュアルを参考にセットアップしましょう!
2-2. JPYCをMetaMaskに表示させる
1.ブラウザの拡張機能からMetaMaskを選択して、パスワードを入力してロック解除します。
2.JPYC公式サイトを表示します。(JPYC公式サイト:https://jpyc.jp/)
3.JPYC公式サイトを表示したままで、ブラウザの拡張機能からMetaMaskを開き、MetaMaskの左上アイコンに「Polygon Mainnet」が選ばれていることを確認しましょう。
4.JPYC公式サイトを下にスクロールして、「Multi-chain 対応チェーン」まで来たら、「Polygon」と書いてあるコントラクトアドレスの右側にある「小さなキツネ」アイコンをクリックします。
5.MetaMaskの小窓が表示されるので「トークンを追加」をクリックします。
6.もう一度ブラウザ右上の拡張機能からMetaMaskの小窓を開いて「JPYC Coin」が追加されていることを確認してください。
これでJPYCがMetaMaskに表示されるようになりました!
JPYCを購入する手順
JPYC公式サイトで3000円分のJPYCを購入する手順を説明します。
(ご注意)このページでは実際のお金(3,000円)を使用してJPYCを購入します。学びのためとすれども、もしこのブログと同じように進めるのであれば、慎重に進めてください。
(ご注意)日本円をJPYCに変換した後に、やっぱり日本円に戻そうと思っても、直接JPYCを日本円に変換できないことを知っておいてください。 Vプリカなどギフト券・商品券への変換が主となります。さらにVプリカの場合は最低金額10,000円からの変換となります。この点についてはあらかじめJPYCの利用規約をお読みになりお取り扱いください。一方でJPYC公式サイトではなく他の「仮想通貨取引所」を通すことで日本円に変換することはできます。しかしながら、途中で手数料(ガス代)や振込手数料等が必要となり、そのまま3,000円が戻ってくるとは限りません。この点についてもあらかじめ承知のうえでお取り扱いください。
3-1. JPYC公式サイトにアクセスする
1.JPYC公式サイトにアクセスします。
2.サイト画面右上の「JPYC Prepaidを購入する」ボタンをクリックします。
3.次の画面右上の「ウォレットを接続」をクリックします。
4.下の画面が表示されたら、「MetaMask」をクリックします。
5.MetaMaskの小窓が表示されるので「接続」ボタンをクリックしてください。
6.画面右上が下の画像のように変化したと思います。これで、JPYC公式サイトへMetaMaskが接続できました。
3-2. JPYCを購入する
1.下の画像を参考にして画面の各項目を入力して「確認画面へ」ボタンをクリックします。
2.続けて「本人確認(eKYC)のお願い」というページに代わるので、ご購入者の正しい情報を入力します。ページ一番下の「ご利用用途」は、私は「NFT購入」と入力しました。最後に「確認画面へ」ボタンをクリックします。
3.「STEP 2 購入内容の確認」画面が表示されるので、「この内容で申し込む」ボタンをクリックlします。
4.次のメッセージが表示されたらメールを確認します。
5.「JPYC販売所 – ご本人確認(ekyc)へのご協力のお願い」というメールが届いたら、そのメールに記されている QRコードをスマホで読み取り手続きを進めていきます。このページでは画像を示しませんが、スマホに表示される内容をよく読みながら進めて下さい。ひととおりの手続きが終了すると「申請を受け付けました」というスマホ画面が表示されます。
6.もう一度メールを確認します。「JPYC販売所 – ご本人確認(eKYC)を受付ました」というメールが届いています。メールを確認すると「受付内容を確認いたしましたら、専用の銀行口座をご案内いたしますので、確認完了まで今しばらくお待ちくださいませ。」と記載れております。1~2営業日待ちましょう。
私は、2024/12/31 16時頃のメールで本人確認を申請したところ、2024/12/31 18:45に注文受付メールが戻ってきました。約3時間・・・JPYCさんは年末年始は休業に入っているはずなので、オートで処理されてるのでしょう。
JPYCから戻ってきたメールは「JPYC販売所 – ご注文を受け付けました」というタイトルです。この中に「あなた専用の銀行口座」が書いてありますので、そこへ購入代金を振り込みましょう。
私は、2024/12/31 19時頃に楽天銀行から振込をかけました。そして、同日22時頃。「JPYC販売所 – JPYC送信完了のお知らせ」というメールが届いて、入金した3,000円が反映されました。まさか大晦日のこの時間帯に手入力で働いているとは思えませんが、もしかしてそうならば感謝でございます。 早い!
MetaMaskを確認すると3,000JPYC(日本円で¥2,920)と、ポリゴン 0.2POL(日本円で¥14)がが反映されていました。¥2,920と¥14を合わせて¥2,934ということなのでしょう。面白いところは、しばらく眺めていると ¥2,934の数字がどんどん変化するところです。JPYCとPOLの価値が変化しているのですね。
ところで、JPYCは購入したけれども、0.2POLは購入したつもりはありません。実は、ポリゴンを使用する場合(購入や換金する場合)は、わずかなPOLの手数料(ガス代と言います)が必要です。そのために親切に0.2POLを付与してくださったのだと思います。感謝、感謝です。
7.それでは、いよいよ、3,000 JPYCをPOLに変換するわけですが、MetaMaskの上部に「スワップ」と「ブリッジ」というボタンがあります。どちらも暗号通貨(仮想通貨)を変換(換金)する機能です。事前にそれぞれの違いを把握しておく必要がありそうです。
• スワップとは、同じブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること。
たとえば、ポリゴン・チェーンの中で、JPYCやPOLやETHへ換金することができます。
• ブリッジとは、異なるブロックチェーンの中で仮想通貨を交換すること。
例えば、ポリゴン・チェーンのETHを、イーサリアム・チェーンのETHに換金することができます。
今回は、同じポリゴン・チェーンの中で、JPYCをPOLに変換しますので「スワップ」を使用します。
ただし、対象となる通貨のトラフィック(世界中の人たちが使っている仮想通貨(暗号通貨)の利用や換金などの量)が増えると、その分手数料(ガス代)も増えていき、あらかじめ送られてきた0.2POLでは不足する場合があります。そんなときは、ガス代が0.2POLを下回るまで(落ち着くまで)待つ必要がありそうです。
それではチャンスをうかがいつつ、換金できそうなタイミングで「スワップ」ボタンをクリック!
で、少し待つ!
お!
おお!
どーんっ! ついに、約3,000JPYCをPOLに変換できました!
私の場合は、¥2,901 ÷ 39.6POL ≒ 73.3 となり、おおよそ1POL = 73円程度で購入したことになります。
日本円に対する、このPOLの価値は時間と共に変化してMetaMaskの中で数値がどんどん変化しています。ちなみに、POLの相場変動により「莫大な資産が儲かる」ということは「まず無い」のですが、しばらく見ていると数字が増減して面白いかもしれませんね。
まとめ
これで日本円 3,000をPOLへ変換する手順が完了しました!
- JPYC公式サイトで3,000円分のJPYCを購入する
- JPYCをPOLに変換する
- そして、ここから先は、NFT画像やゲームを楽しむ!
JPYCは日本円に連動しているので、仮想通貨が初めての方でも安心して使えます。Polygonネットワークなら手数料も安く、スムーズに取引ができますよ!
安全に気をつけながら、JPYCを使ってブロックチェーンの世界を楽しんでくださいね!✨
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